
LS事業部 技術課 係長 T.O. (2015年12月入社)
きっかけはCADの職業体験。港製器の仕事に触れる
大学中退後、知人の勧めでCAD訓練校に3ヶ月間通いました。それまでCADの使用経験はほとんどなかったのですが、理工学部出身ということもあり、将来はCADによる設計職を志望していました。訓練校では2D CADと3D CADの基礎を学んだ後、職業体験実習を受けましたが、その実習先が港製器工業でした。実習を通じて「この会社なら続けられそうだ」と感じ、入社を決意しました。

船舶機関の承認を得たことが仕事のやりがいに
所属するLS事業部では、船舶用のコンテナ固縛金物を販売しています。私はその開発設計を担当しており、入社当時は先輩のもとで図面作成や修正などを行いました。2016年からは「船級協会」の承認が必要な冊子作りを担当しました。船級協会とは、船舶の安全性や構造の健全性を客観的に検査・評価し、公式に証明する機関のことです。対象となる固縛金物は協会の定める安全・技術基準を満たしている必要があり、そのための設計図面や仕様書、計算書などを協会に作成・提出します。2017年に初めて承認が取れたときは、大きな達成感がありました。

500ページに及ぶマニュアルを作成することも
現在の業務は「カーゴセキュアリングマニュアル(CSM)」の作成を主に行っています。これは、コンテナを固縛するための金物の種類や配置パターン、積載可能なコンテナの重量などを示す文書です。輸送中のコンテナが船内で移動・脱落するのを防ぐために必要なマニュアルで、船に積んでおくことが義務付けられています。
マニュアルはすべて英語表記です。定型文をベースに作るので高度な英語力は必要としません。ただし船の大きさによってマニュアルのボリュームが増減し、分厚いものだと500ページにも及びます。作成が完了するまで2週間〜2ヶ月ほどかかります。
その他、会社の省力化の一環として、技術課の業務効率を高めるツールやマニュアルの作成にも携わっています。図面制作を自動化するツールも導入予定で、作業時間を従来の半分に削減するのが目標です。こうした業務は、時にはうまくいかないこともありますが、嫌な気持ちを引きずらないよう自分自身をコントロールしながら取り組んでいます。

プログラミング言語を学び仕事の幅を広げたい
今後はVBAやPythonなどプログラミング言語の習得に力を入れていきたいです。図面制作を自動化するツールはプログラミング言語で作られています。自分でソースコードを編集してさらなる業務改善に貢献できればと思います。仕事の幅も広がるので挑戦したいです。
ある日のタイムスケジュール
9:00 出勤、メールチェック
9:30 CSMの作成
10:00 技術課の定例会
10:30 CSMの作成
12:00 昼食
13:00 図面の作成と確認
15:00 CSMの作成
18:00 退勤

