鉄骨建て方への革新を実現
建設現場において、「安全」は最重要事項です。
仮設建材事業は、鉄骨造(S造)の建築現場向けの治具やベースジャッキの提供を中心に、安全性と作業効率を向上させる製品を開発・提供しています。
仮設建材事業部では現場経験のある一級建築士が在籍。
営業、技術者も現場に踏み込み、お客様の現場の構造、作業工程等を考え抜き、安全面を熟慮した設計、製品提案、強度計算や各現場に適した工程提案を行います。
当社の鉄骨建方治具は落下防止機能も備え、より安全な上、工期短縮、コスト削減も同時に実現。
鉄骨建て方の革新を与える工法を使用しています。
これまでの実績は超高層ビルから広域ショッピングモール、S造建築全般があり、当社の技術力が水面下で全国各地の建築現場を支えてきました。
主な製品
ATOMU‐802
ATOMU‐802とは
ATOMU-802は、仮設建材事業における鉄骨建方治具として、施工の効率化と安全性の向上を目的に設計されています。
この製品は、当社が展開するATOMUシリーズの中で一番耐荷重が大きいことが特徴です。
鉄骨建方の歴史と特徴
鉄骨建築の建て方は、時代とともに大きく進化を遂げてきました。
初期の鉄骨建方は、人力を中心としたシンプルな方法で進められ、ワイヤロープや仮設治具を用いて作業を行っていました。
しかし、ワイヤーを鉄骨周辺に張り鉄骨を支える方法だとワイヤーを張る面積が大きく幅がとられることと、ワイヤーに引っかかる恐れがあり危ないです。
そこで開発されたのが、鉄骨そのものに治具を取り付ける工法です。
これにより、作業空間が確保され、引っ掛かりによる事故を防ぎます。
さらにATOMU-802は、治具の脱落防止機能を搭載しており、現場での落下リスクを低減。
施工効率もアップし、非常に革新的な工法となっています。
ATOMU-802の特徴
1 国内で3社しか提供できない技術を駆使
現在ワイヤーレス工法に対応した鉄骨建て方治具を提供しているのは日本で3社のみで、そのうちの1社が港製器工業です。
2 耐荷重60トン
ATOMU‐701の一台当たりの耐荷重33トンに対して、ATOMU‐802は 60トンまで対応可能。
耐荷重が大きいことで安全性が高まります。
3 待ち受け仕様・吊り下げ仕様両対応
ライバル社は吊り下げ仕様のみであるが、ATOMU‐802は待ち受け仕様と吊り下げ仕様どちらでも対応可能で使い勝手がいい製品です。